読書

49『家族八景』

『家族八景 (新潮文庫)』 筒井康隆 新潮社 ¥400 ISBN4-10-117101-7 読後感悪すぎるよおおおお。

48『深夜特急1 香港・マカオ』

『深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)』 沢木耕太郎 新潮社 ¥350 ISBN4-10-123505-8 今はこれと平行して金子光晴も読んでるところ。好きです。ぶくおふで初版¥105で発見してワーイつって買ったのに、父親の趣味で家に揃ってたという悲しさ。これドラマ…

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2005/09/29メディア: コミック購入: 8人 クリック: 272回この商品を含むブログ (805件) を見る画像ないの!? 出勤時、電車の中でこれを読んでいる人を見かけて、購入欲…

雪乃さん(id:sunny)から受け取って、受け取りっぱなしにしていたコミックバトンに今さらながら答えます。遅くなってすみません。 ・あなたのコミックの所持数は? 実家にあるもの、祖父母の家で暮らし始めてから増えたもの、別宅に保管してあるもの全部あ…

47『塩の街』

『塩の街―wish on my precious (電撃文庫)』 有川浩 角川書店 ¥550 ISBN4-8402-2601-6 塩害っていう設定はすごく良かったなあ。街中に残された白い柱の意味とか。後半になるに連れて塩害のメカニズムだとか塩害を解消する方法が明らかになってゆくわけだけ…

46『桃色トワイライト』

『桃色トワイライト』 三浦しをん 太田出版 ¥1400 ISBN4-87233-973-8 先月読み終えていたのを忘れていた。三浦しをんのエッセイ第6弾。なんちゅうか、本当に、濃いなあ。妄想力と観察力のどちらもが優れているよ。個人的に好きなのは第二章 逼迫アクシデン…

45『流星ワゴン』

『流星ワゴン (講談社文庫)』 重松清 講談社 ¥695 ISBN4-06-274998-x そういえばなかむーが持ってたよねこれ。昨日、腹痛をやり過ごそうと寝床で読んでいて、見事に痛みを忘れ、すすり泣きながら読み終えた一冊。だめだあー。過去をどれだけ弄っても起きて…

44『エイジ』

『エイジ (新潮文庫)』 重松清 新潮社 ¥667 ISBN4-10-134916-9 顔を歪めながら読んだ。

43『星の王子さま』

『星の王子さま (集英社文庫)』 池澤夏樹 集英社 ¥381 集英社 ISBN4-08-760494-2 本屋でななの13巻(頼まれもの)を探しているときに目に付いたので衝動的にお買い上げした一冊。内藤濯氏が訳した岩波のものは小学生の時に読んではいたけど、十年後に読むの…

42『感傷の街角』

『感傷の街角 (角川文庫)』(書影なし) 大沢在昌 角川書店 ¥620 ISBN4-04-167107-8 100冊読書クラブ夏の課題図書1冊目の感想、長いこと書かずにいて申し訳ない。実は先月の時点で読み終わっていたんだけど、感想を書けるほど物語の中に入って読むことがで…

41『月魚』

『月魚 (角川文庫)』 三浦しをん 角川書店 ¥540 ISBN4-04-373602-9 とある古書店の3代目、本田真志喜と彼の友人で古書の卸を営む瀬名垣太一の二人が、お互いの過去に暗い影を落とす事件から目を背けたり向き合おうとしたり、でもお互いがお互いに見える口実…

40『しをんのしおり』

『しをんのしおり』 三浦しをん 新潮社 ¥1,400 ISBN4-10-454101-X o-mo-si-ro-i !!!!!! 実は『ロマンス小説の七日間 (角川文庫)』*1を読む前にこちらを読んでいたのです。そしてこのエッセイが実に面白かったので三浦しをん大好きになってしまったという。…

39『ロマンス小説の七日間』

『ロマンス小説の七日間 (角川文庫)』 三浦しをん 角川書店 ¥590 ISBN4-04-373601-0 お、も、し、ろいですこれ。もっと早く読めばよかった。後悔しきり。本作を手に取るきっかけを与えてくださったはぎさん曰く、「村上春樹の「世界の終りとハードボイルド…

38『I LOVE YOU』

『I love you』 伊坂幸太郎ほか 祥伝社 ¥1,600 ISBN4-396-63251-7 面白かったー。方々で「百瀬、こっちを向いて」が良いって声を聞いていたから最後までとっておいたけど、その価値はあったと思う。頭ん中、冬目景の絵でキャラが動いてた人って読者の中に3…

37『目玉』

『目玉 (新潮文庫)』(書影なし) 吉行淳之介 新潮社 ¥362 ISBN4-10-114316-1 作者自身の経験を下地にしていることは間違いないし、かなりの部分が事実なんだろうなと思わせるエピソード満載なのに、主人公=作者と頭から決めてかかるのも何だかなあという…

36『ダウン・ツ・ヘヴン』

『ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven』 森博嗣 中央公論新社 ¥1,800 ISBN4-12-003644-8 バイト先で平積みになっているのを見て即買い。昨日発売だったのね……週1日勤務じゃ以前にも増して新刊情報に疎くなっていくなあ。アー。以下ネタバレというほどではな…

35『焔の中』

『焔の中 (中公文庫 よ 17-2)』(書影なし) 吉行淳之介 中央公論新社 ¥296 ISBN4-12-200114-5 地元の図書館で借りた。「戦中少数派の発言」と併せて読むと尚の事面白い。

今度はReading Batonですって。音楽のが回ってた頃、これの読書版が出たら面白いなあなんてぼんやりと思っていたら、やはり同じことを思う人はいるのですね。行動力の違い。さとるさん(id:jasper)からバトンがやってきましたよ。ありがとうございます。こ…

イーノ先輩に「『魔女 第1集』買いましたよ〜面白いですねアレ」て話しかける夢を見ました。そんなに伝えたかったのかい私の潜在意識よ、といった感じです。いやでも面白い漫画に出合わせてくれてありがとうございます。というお礼も兼ねての夢日記です。昨…

ほしのこえ (KCデラックス アフタヌーン)作者: 佐原ミズ,新海誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/02/22メディア: コミック購入: 9人 クリック: 271回この商品を含むブログ (205件) を見る表紙に惹かれて買いました。あと、帯に書いてあるコピーがすんご…

魔女 第2集 (IKKI COMICS)作者: 五十嵐大介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/01/28メディア: コミック購入: 10人 クリック: 68回この商品を含むブログ (169件) を見る1巻が書影なしなので2巻の方を(まねっこ)。光輝の書とかアルファとオメガとか出てく…

34『夏至祭』

『夏至祭 (長野まゆみEarly Works―少年万華鏡)』 長野まゆみ 河出書房新社 ¥1,400 黒蜜糖かわいい……。やはりこれも、過去に読もうとして読了に至らなかった作品だった。なのでカウント。宮沢賢治みたいだなーという感想をぼんやり抱いた。人の子が動物の世…

33『夏期休暇』

『夏期休暇 (長野まゆみEarly Works少年万華鏡)』 長野まゆみ 河出書房新社 ¥1,400 ISBN4-309-62104-X 以前読んだことがあるような気がする……でも結末まで読んでいなかったはずなのでカウント。一言いわせてもらうとね、千波矢のばかあ! あんたが全ての元…

32『ナチュラル』

『ナチュラル』(書影なし) 谷村志穂 幻冬社 ¥1,300 ISBN4-87728-011-1 あとがきの本の数行の文章がこの小説が何であったかを物語っていると思う。肯定的に見ることも否定的に見ることもできるけれど、今の時点では後者なのかなあ。足元に冷たい世界が広が…

31『かんがえる人』

『かんがえる人 (光文社文庫)』(書影なし) 原田宗典 光文社 ¥485 ISBN4-334-72379-9 原田さんのエッセイが好きです。もともとエッセイというジャンルに属する文章をあまり読まないのだけれど、原田さんの新刊が出たと知ると、ついつい買ってしまう。氏の…

29, 30『猫の地球儀 焔の章』『猫の地球儀 幽の章』

『猫の地球儀 焔の章 (電撃文庫)』 秋山瑞人 メディアワークス ¥510 ISBN4-8402-1388-7 『猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)』 秋山瑞人 メディアワークス ¥530 ISBN4-8402-1487-5 この人の作風なのか、この作品に限っての話なのか、まず結果をばん!…

28『星々の舟』

『星々の舟 Voyage Through Stars』 村山由佳 文芸春秋 ¥1,600 ISBN4-16-321650-2 感想は今回は無しで。

27『助教授ルリ子の恋』

『助教授ルリ子の恋』 谷村志穂 集英社 ¥1,500 ISBN4-08-77433-6 谷村志穂の描く女性像には(少なくともこの作品では)私には到達できそうにない爽やかさがあって良いと思った。決して強いわけではないが、ただ守ってもらうだけの女ではない。自分を追い詰…

26『サマー・キャンプ』

『サマー・キャンプ』 長野まゆみ 文藝春秋 ¥1,048 ISBN4-16-318970-X 久々に読んだ長野作品。相変わらず、この人の文章には真夏のむっと濃い大気が詰まっているなと思う。容赦なく地面を焦がす太陽が髪の毛を焼くあの感じ。染色体異常だとかABITAS-C1(こ…

25『レッスンズ』

『レッスンズ』 谷村志穂 講談社 ¥1,600 ISBN4-06-211044-X 残虐性と同時に崇高な愛を持つ、人間という生き物。愛を欲しがる子供を描いた小説は物語として読むには生々しくて、かといって自分の人生に引き寄せて読めるかというとそうではなくて何となく敬遠…