布団から出られないまま午前中を過ごした。日付が変わる前に眠って、朝はちゃんと起きられたし二度寝もしていない。眠くはないのだ。でも起きられない。起き上がれない。だるい。休み休み本を読んでいたけど、その後はいつもと同じ。毛布を抱え込んでぐしぐし泣いていただけ。主な成分は生きていることへの罪悪感。時折、後頭部のあたりに蟠っているもやもやとしたものが急速に膨れ上がってたまらなくなる。幼い子供が火の点いたように泣き出すあの感じ。それを無表情で何とか表に出さないようにしている。声を上げて泣くのは無様だと、頑なに拒んでいる自分がここにいる。