59『ディアスポラ』

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)
ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)』 グレッグ・イーガン山岸真 早川書房 ¥945 ISBN4-15-011531-1
こないだ、おいしいがんもどき食べたさに以前暮らしていた町まで買い物に出た際、ふらふらっと入り込んだ本屋で購入。そこはめちゃめちゃ怖い顔のオッサンが家族で経営している今どきめずらしい個人経営の本屋で、数年ぶりに拝見した店主の顔は相変わらず怖かった(雰囲気はオッサンからおじいさんに変わってはいたが)。文庫の棚、差してある本の天井と棚板の僅かな隙間にまで本を詰め込むというとんでもない陳列も相変わらずで、よく続いてるなあここ……と色んな意味で感慨深くなってしまったのだった。
あ、本書の感想。ええと、さっぱりでした! トカゲ座のところは辛うじてついていけたけどそれ以外はもう。これまるごと理解して読めてる人、いるんだろうか。いるんだろうなあ。なんだこれ、なんだこれ、全然分かんないけど何だか面白い、何が面白いのか分かんないつって読み終えて、解説を読んで大体どういう話だったのかを理解したので、あと十数回は新鮮な気持ちで読めそう。