風呂に入る前に体重でも量ろうかねと体重計のスイッチを入れ、年齢やら身長やらを入力していたら、その指先の数センチ横を横切った黒い影。「ワア!」と普段のトーンより一回り高い悲鳴を上げ、何を思ったか咄嗟に風呂場へ逃げ込んでしまった私。戸を閉めて一息ついてからはっと気づいた現在の我が家の人員(弟→ヘッドフォンで音楽聴きながらゲームしてる  父→寝てる)、そして両人とも黒い輩のこととなると絶対に手を貸してはくれない……と、閉じ込められた!(自分から) ……ので1時間以上風呂の中でぼんやりしたりスクワットしたり寝たりしてました。ママさんバレーから帰宅した母が「早く風呂を明け渡せ」と催促しにきたので、今だとばかりに飛び出して今に至るわけです。なんで彼奴らは動くときにカサカサとしか形容できない音を出しますか。