朗読の実技試験でした。受講者の前で絵本の読み聞かせしてきたよ。小説を朗読するときには登場人物の心中がどういう動きをしているのかをとにかく考えていくことにしてるんですけど、絵本となると読む速さや抑揚の付け方や感情の込め方といったことにまで細心の注意を払う必要があって、何気なく読んでるようでいて実は凄く神経使うんだなあと身をもって感じたのであります。なりきるんじゃ駄目。子供の意識をいかに引っ張ったまま読めるかって、やってみるとめちゃめちゃ大変です。