16『ふしぎな図書館』

ふしぎな図書館
ふしぎな図書館』 村上春樹 講談社 ¥1429 ISBN4-06-212739-3
こないだ福岡行く直前に羽田で買いました。読み終えたのは一昨日。想像していたよりも怖い、というか悪い夢のような話だなあというのが第一印象。つかみ所が無くてふわふわした、後味の悪い夢。「図書館」て何かの比喩なんだろうか、と考えるのが面白いです。母親と関係があるのかどうか。まだ答えは出ません。挿絵が無かったら余計に恐ろしかったと思います。後半、犬がアレするところとか。ファンタジーでなくてナイトメア。しかし羊男は可愛いなあ。