『乱反射』小島なお

歌集 乱反射

歌集 乱反射

西日差す部屋の窓辺に置かれある椅子は溶けゆく脚の方から

まだ読み終えていません。読み終えるのが惜しい。二十歳の著者の第一歌集。若い頃でないと書けない文、詠めない歌、みえないもの、って絶対あると思う。そういうものがそこかしこに溢れている。好きです。
例えば5年後にどんな歌を詠むようになっているのか、その変化を追ってみたい。