犬が吠える 解散の報

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好きなバンドが活動をやめてしまうことは悲しい。それが音源のリリース等、リスナーの手元に残る何かを一切残さないものであるなら尚更。フロントマンである五十嵐隆が在籍していたSyrup16gの解散を知ったときでさえ、こんなに残念な気持ちにはならなかった。CDをかければ彼(ら)の生み出したものにいつでも触れることができたからだ。
まだ解散したという事実しか明らかになっていない。原因も経緯も一切が不明のままという現段階で誰を非難できようか。ライブを僅かに2回観ただけになってしまったけれど、彼らの発展途上の音楽が今でも耳の中に残っている。今はただただ残念の一言に尽きる。いつかまた歌ってくれたら、それがファンの手にちゃんと届いてくれたらいいと思う。