読書

78『MOUSE』

『MOUSE(マウス) (ハヤカワ文庫JA)』 牧野修 早川書房 ¥714(税込み) ISBN4-15-030541-2 77冊目の方は怖すぎて正直思い出したくないんだけど、こっちは追々感想書きたい。すごかった。起きながら夢を見ているみたいだった。あー面白かった。

77『屍の王』

『屍の王 (角川ホラー文庫)』 牧野修 角川書店 ¥740(税込み) ISBN4-04-352206-1

76『ラインマーカーズ』

『ラインマーカーズ―The Best of Homura Hiroshi』 穂村弘 小学館 ¥998 ISBN4-09-387449-2何度読んでも、「ありそうで無いよなあ」と思う。

75『邪魅の雫』

『邪魅の雫 (講談社ノベルス)』 京極夏彦 講談社 ¥1,680 ISBN4-06-182438-4相変わらず寝ながら読むには厳しい厚さですこと。あいつがそいつでそいつがどいつ? って終始混乱しっぱなしで……読み終えて日数経ってるのにまだ頭ん中で整頓できてないです。やや…

74『わたしを離さないで』

『わたしを離さないで』 カズオ・イシグロ 早川書房 ¥1,800 ISBN4-15-208719-6解説から言葉を一部借りると、この小説は「細部まで抑制が効いて、入念に構成されて、感情があふれ出すぎりぎりのラインを決して踏み越えない小説」なのだろうな……という感想を…

73『ツレがうつになりまして。』

『ツレがうつになりまして。』 細川貂々 幻冬舎 ¥1,100 ISBN4-344-01143-0「夜は、必ず、明ける」っていい言葉だなあ。私自身は病気ってわけではないんだけど(た、多分)、どうにも低空飛行で上昇する兆しが見られなくてもがいてる中、この本を読めたのは…

72『西條八十詩集』

書影なし 『西條八十詩集』 西條嫩子 角川書店 ¥260 ISBNなし下北沢の古本屋で150円。昭和55年第八版だって。八十は人の意識の中にのみ存在する夢、希望、苦悩、感覚を詩に表したいと望んでいた、と解説にはあって、「梯子」という詩を読むにつけそれを実感…

71『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』

『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』 穂村弘, タカノ綾 小学館 ¥1,680(税込み) ISBN4-09-387349-6 いつかの講義で彼の歌をしみじみと読み上げたあの子はどうしているだろう。

70『フラッタ・リンツ・ライフ』

『フラッタ・リンツ・ライフ―Flutter into Life』 森博嗣 中央公論新社 ¥1,890(税込み) ISBN4-12-003739-8

69『狼と香辛料』

『狼と香辛料 (電撃文庫)』 支倉凍砂 メディアワークス ¥620格(税込み) ISBN4-8402-3302-0

68『人生激場』

『人生激場 (新潮文庫)』 三浦しをん 新潮社 ¥500(税込み) ISBN4-10-116753-2

67『グーグル―Google』

『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)』 佐々木俊尚 文藝春秋 ¥798 ISBN4-16-660501-1 感想らしい感想書けない(のはいつものことです)。本書に書かれている通りの世の中になるのは個人的には歓迎できないなー。薄気味悪さを感じた…

本バトン

クドウさん(id:TRACK)から。ありがとうございます。バトンひさびさー。 長いので畳みます。

きょうの猫村さん 2作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/05/31メディア: コミック購入: 5人 クリック: 205回この商品を含むブログ (377件) を見るくねくね猫村さんがたまらない。湯けむりバージョンなんてあったんだ……知らなかった…

66『愛がなんだ』

『愛がなんだ (角川文庫)』 角田光代 角川書店 ¥499 ISBN4-04-372604-X 怖い。帯にも書いてあるけれど、他人事だと、フィクションだと割り切って読めないほど怖い。好きな人が世界の全てになって、それ以外はどうでもいいと思ってしまう、だから自分の事も…

65『庭の桜、隣の犬』

『庭の桜、隣の犬』 角田光代 講談社 ¥1,680 ISBN4-06-212589-7 面白かった。角田作品を読むのはこれが2冊目。いいなあ。この人の本、もっと読みたい。テーゼの存在しない夫婦の毎日、終始ゼロのままだったカウンターが突如としてプラスに転じていくシーン…

64『やややのはなし』

『やややのはなし (文春文庫)』(書影なし) 吉行淳之介 文藝春秋 ¥450 ISBN4-16-751703-5 エッセイ集です。文章がアクロバティックってわけじゃないのに、この人にしか書けないだろうなっていう文体。作家の中にはそういう人が確かにいて、吉行淳之介もそ…

63『まほろ駅前多田便利軒』

『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん 文藝春秋 ¥1,680 ISBN4-16-324670-3 読んだ。実はエッセイの方が好きだったりする三浦さんの最新作。便利屋の男、多田が、彼の高校時代の同級生、行天と思いがけず再会したら、何故だか厄介な依頼が次々舞い込んで……と…

62『終末のフール』

『終末のフール』 伊坂幸太郎 集英社 ¥1470 ISBN4-08-774803-0 今まで読んだ伊坂作品の中で一番良いと思ったし、この先もこれがナンバーワンだろうなあと思う。あと3年で小惑星が衝突するはずの地球、日本、仙台が舞台の短編集。恐慌状態に陥った人というよ…

61『白いへび眠る島』

『白いへび眠る島』 三浦しをん 角川書店 ¥660 ISBN4-04-373603-7 生まれ育った場所に帰って来たのに気持ちだけが馴染めないでいるという疎外感、孤独、違和感、みたいなものが滲み出てて、分かるわーそれ*1、なんて思いながら読み進めていたら、ストーリー…

60『質問力』

『質問力 ちくま文庫(さ-28-1)』 齋藤孝 筑摩書房 ¥480 ISBN4-480-42195-5 「コミュニケーションしなぁ〜い」(アヒト声でよろしくどうぞ)状態の今、これを読んでるというのはなんとも皮肉な話よの、などと思ってしまうわけですがそれはどうでもよくて。座…

59『ディアスポラ』

『ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)』 グレッグ・イーガン、山岸真 早川書房 ¥945 ISBN4-15-011531-1 こないだ、おいしいがんもどき食べたさに以前暮らしていた町まで買い物に出た際、ふらふらっと入り込んだ本屋で購入。そこはめちゃめちゃ怖い顔のオッサン…

58『ニート』

『ニート』 絲山秋子 角川書店 ¥1260 ISBN4-04-873643-4 窮地に陥っている「キミ」を救うために銀行口座にお金を振り込んだり、自分の家に連れてきたりと世話をやく小説家の「私」。「キミ」が単なるヒモでないのは、べたべたに依存しきっているわけではな…

57『ブルースカイ』

『ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)』 桜庭一樹 早川書房 ¥680 ISBN4-15-030820-9 「えー!」としか! 確かにブルースカイはブルースカイだけどもさ、なんかこう、救いが無いよー。でも面白かった。あんまり読み返したくは無いのだけど。悲しくなるから。

56『傀儡后』

『傀儡后 (ハヤカワJA)』 牧野修 早川書房 ¥840 ISBN4-15-030788-1 ラストに近づくにつれて理解の範疇を超えてった。面白いんだけど、も!

53,54,55『マルドゥック・スクランブル』

『マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)』 冲方丁 早川書房 ¥660 ISBN4-15-030721-0 『マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)』 ¥680 ISBN4-15-030726-1 『マルドゥック・スクラン…

52『駿河城御前試合』

『駿河城御前試合 (徳間文庫)』 南條範夫 徳間書店 ¥876 ISBN4-19-892321-3 グロ駄目なのにぐいぐい引き込まれて読んだ。最終話のどうしょうもなさといったら。

『博士の愛した数式』11/26文庫版発売?

さっきキーワードのページを見てたら関連ISBNが二つになってまして。来月文庫版出るらしいです。新潮社のホームページでは10月の新刊情報しか見られないんですが、アマゾンでは予約受付中になっている。ま、まじでかー。以前、コメント欄でのはぎさんとのや…

51『マレー蘭印紀行』

『マレー蘭印紀行 (中公文庫)』 金子光晴 中央公論新社 ¥680 ISBN4-12-200524-8 散文というより詩。旅の感傷をとことん排し、読み手の感情移入を容易には許さない。 IEで見るとウムラウトが文字化けしていることに気づいたので今回から冊数のみ表記というこ…

50『御宿かわせみ(上)』

『御宿かわせみ 上』(書影なし) 平岩弓枝 文藝春秋 ¥1,381 ISBN4-16-362590-9 NHKのドラマを見ていたせいで、あの配役*1をあてはめて読んでしまった。それはそれとして面白かったです。時代小説を読んだのは多分これが初めてだと思うんだけど、第一作がこ…